三重県新生児救急車”すくすく号”は、国立津病院時代より当院に在駐し30年にわたり三重県の新生児医療を支えてきました。
その活動範囲は三重県全域にのみならず、近隣県にもおよびます。搬送先は三重県全域や他県にまでおよび、疾患によっては必要に応じて他の高度医療施設への搬送も行っています。
写真は平成26年から運用中の4代目すくすく号です。
車内では、各種モニターやエコー、呼吸器などの最新装置も装備されています。 画像・情報伝達システムを搭載し、車内で得たデータを病院に転送して搬入に備えることもできます。
平成27年度のすくすく号による全搬送数は54例でした。 搬送患者では、出生体重1500g未満、在胎週数32週以下の児が全体の20%を占め、未熟性の強い児の搬送が多くみられました。
搬送時病名(H27年度)
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